【心電図】ついに日本解禁!Apple Watchの心電図Appの使い方

Apple

Apple Watchの便利なところはなんといっても、iPhoneや他のアップル製品との連携が強みだと思います。

特にApple Watchに関しては持っている人のほとんどが、自身の健康状態やワークアウトの記録のために使っているまたは、使いたいと感じているのではないでしょうか?今回は心電図をアップルウォッチで計測できるようになったためご紹介します!

本日はついに待ちに待った、

先日(2021/1/26)のアップデートで使えるようになったApple Watchの「心電図App」ついて使い方を紹介します!

事前準備

①対象機種を確認する

心電図アプリが使えるApple Watchですが、

series4、series5、series6の3機種のみになります。(2021年2月現在)

確認の仕方ですが、本体の裏側を見ると書いてありますので、確認してみてください。

けーさん
けーさん

えー新しく出たばかりのApple Watch SE は使えないのかよー

残念ながら、Apple Watch SE と series3以前のモデルに関しては対象外です。

これらをお持ちの方は心電図アプリは使えませんので、

もしどうしても使いたい場合は買い替えの検討をおすすめします。

②OSのバージョンを確認する

そして、iPhoneとApple Watchのバージョンを確認します。

それぞれios4.4以上Watch OS 7.3以上になっていることを確認してください。

確認方法について、

iPhoneのバージョン確認方法は、設定アプリより、

一般>ソフトウェアアップデート

で確認できます。

Apple Watchのバージョン確認方法ですが、

iPhoneでWatchアプリを開き、

一般>ソフトウェア・アップデート

で確認できます。

もしアップデートしてなかったらアプデートしてくださいね。

心電図Appの設定とインストール

準備ができましたら、

iPhoneのヘルスケアアプリを開き、

心電図(ECG)を探し、「心電図Appの設定」をタップして設定を行います。

Apple Watchの位置(左腕か右腕なのか)を確認して設定を進めてください。

生年月日を入力して(22歳未満は使用できないみたいです。)

心電図Appの設定が終わりましたら、自動的にApple Watchに心電図Appがインストールされています。

早速、測定しよう!

Apple Watchを操作して、心電図Appを開きます。

すると心臓のマークが出てきて、

「指をDigital Crownに指を当ててください」と出てきます。

バンドでしっかり腕とApple Watchを密着させてください。

Apple Watchを左腕につけている方は、

右手の指をDigital Crownに触れるとと計測が始まります。

指を当てて、30秒間心電図を計測します。

結果が出るまでドキドキ
結果に少し安心した
けーさん
けーさん

心電図ってこんなに簡単に測定できるんだ!

心電図の取り方

計測している30秒間はじっと待っている必要があります。

動くと波形が乱れて心電図が正確に計測できません。

机や膝の上に腕をおいて、ゆったりした姿勢で計測すると良いでしょう。

結果から何がわかるのか

アップルの公式サイトによると、以下の4つのことがわかると記載されています。

(以下、アップルの公式サイトより引用)

洞調律

洞調律という結果は、心臓が 50 ~ 100 BPM の一定パターンで拍動していることを意味します。洞調律は、心房と心室の拍動のリズムが揃っている場合に起きます。ただし、これはあくまで今回の特定の記録に関するもので、心臓が常に一貫したパターンで鼓動しているという意味ではありません。健康であるという意味でもありません。体調が悪い場合や、何らかの自覚症状がある場合は、医師の診察を受けてください。 

心房細動

心房細動という結果は、心臓が不規則なパターンで拍動していることを意味します。心電図 App バージョン 1 では、50 ~ 120 BPM の心房細動をチェックできます。心電図 App バージョン 2 では、50 ~ 150 BPM の心房細動をチェックできます。* 心房細動は、深刻な不整脈や不規則な心拍リズムの典型的な一種です。心房細動の結果が出た場合、これまでに心房細動と診断されたことがない方は医師の診察を受けてください。

高心拍数または低心拍数

心電図バージョン 1 で心拍数が 50 BPM を下回る場合や 120 BPM を上回る場合は、心電図 App の心房細動チェック能力に影響が出ます。心電図バージョン 2 で心拍数が 50 BPM を下回る場合や 150 BPM を上回る場合は、心電図 App の心房細動チェック能力に影響が出る可能性があります。

  • 心拍数が低い理由としては、なんらかの薬の服用や、心臓全体に電気信号が正しく伝導していないことが考えられます。スポーツ選手さながらに体を鍛えている場合も、心拍数が低くなる傾向にあります。 
  • 心拍数が高い理由としては、運動、ストレス、緊張、アルコール、脱水症、感染症、心房細動、ほかの種類の不整脈などが考えられます。
判定不能

判定不能という結果は、記録を分類できないことを意味します。原因としては、以下のいずれかの状況が考えられます。

  • 心電図バージョン 1 で、心拍数が 100 ~ 120 BPM であり、心房細動ではない場合。心電図 App バージョン 2 も、約 546 人の被験者による臨床試験で検証した結果、分類可能な結果に関し、洞調律については特異度 99.3 %、心房細動については感度 98.5 % となっています。
  • ペースメーカーや植え込み型除細動器 (ICD) を使っている場合。
  • 心電図 App が分類できない他の不整脈や心臓疾患の兆候を示している可能性がある。
  • まれに、なんらかの生理条件により、記録の作成に十分な信号が生成できない可能性がある。 

心電図バージョン 1 では、記録中に腕を机の上に置いていなかったり、Apple Watch がぴったりと装着されていなかった場合にも、結果が判定不能となることがあります。

身体の不調や異変を感じたら自分で判断せず、

お医者さんに見てもらいましょう

勘違いしてはいけないのが、常時心電図を計測し続けているわけはないということ。

心電図は自分で定期的に心電図Appを起動して、計測する必要があります。

けーさん
けーさん

Apple Watchが常に心電図をモニタリングしてくれるわけではないのね。

おわりに

米国などでは、すでに心電図アプリが使えていたが日本では1月末のソフトウェアのアップデートにより解禁されました。

アップルウォッチで心電図からわかるのは、「洞調律」「心房細動」「高心拍数または低心拍数」「判定不能」の4つです。これはあくまで医師の診断結果ではないので、もし体調に不安がある方は医療機関を受診しましょう。

心電図Appは常に心電図をモニタリングして、心臓に全ての異常を通知してくれるわけではありません。定期的に自分で測定し結果を確認する必要があります。

しかしながら、手元で簡単に心電図を取ることができるのは非常に大きいことではないでしょうか?

手軽にちょっとした隙間時間に自分の心臓の状態を確認することができ、そのデータはiPhoneのヘルスケアへ自動的に転送され記録されていきます。

対応したアップルウォッチを持っている方は、

簡単に計測できるので、毎日記録して日々の健康管理に役立ててみてはいかがでしょうか?

では、また!

コメント

タイトルとURLをコピーしました